タイ国境のカジノホテルで火災、10人死亡 カンボジア
このニュースをシェア
【12月29日 AFP】カンボジア・ポイペト(Poipet)のタイとの国境にあるカジノホテル「グランド・ダイヤモンド・シティー・ホテル(Grand Diamond City Hotel)」で火災が発生し、10人が死亡した。
カンボジア警察は、28日午後11時半ごろ出火したとしている。AFPが確認した警察の初期報告書によると、約10人が死亡し、30人が負傷した。当時、約400人の従業員がいたとみられる。
タイの民間救助隊のメンバーによると、1階から火の手が上がり、じゅうたんを伝ってたちまち燃え広がった。
現地メディアは、火災発生時、カジノに外国人がいたと報じている。
カンボジアでは、市民はカジノの利用が禁止されている。
カンボジアのタイ国境近くにはカジノを併設したホテルが多く集まっており、ポイペトはタイ観光客に人気の町となっている。タイではほぼ全ての賭博が違法とされている。(c)AFP