【12月29日 AFP】22-23フランス・リーグ1は28日、第16節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が退場になったものの、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が後半アディショナルタイムにPKを決め、ストラスブール(RC Strasbourg)に2-1で勝利した。

 W杯カタール大会(2022 World Cup)の疲れが残っているように見える選手もいる中、PSGはキャプテンのマルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")がヘディングを決めて早い時間に先制したが、同選手のオウンゴールにより50分にストラスブールに追いつかれた。

 ネイマールは60分、相手選手の顔に手が入ったとしてイエローカードを提示されると、直後にペナルティーエリア内で露骨なダイブを見せて2枚目のカードをもらい退場となった。

 これで試合の流れは変わったが、迎えた後半アディショナルタイム5分、ペナルティーエリア内で倒されたエムバペが自らPKを決め、これが決勝点となった。

 首位PSGは暫定ながら2位ランス(RC Lens)との差を8ポイントに広げた。ランスは29日にニース(OGC Nice)との一戦を控えている。

 PSGは、W杯で優勝しアルゼンチンに帰国しているリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、この日のメンバーから外れた。また同日には、MFマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)との契約を2026年まで延長することも発表された。(c)AFP/Damian MCCALL