春節用の「年饃」作りがピーク 山西省霍州市
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【12月29日 Xinhua News】中国山西省(Shanxi)霍州市(Huozhou)では来年1月下旬の春節(旧正月)を控え、年饃(ニエンモー)と呼ばれる春節用の中国風蒸しパンを作る工場が1年で最も忙しい時期を迎えている。
年饃作りは霍州に数百年前から伝わる伝統的な風習。小麦粉を原料とし、赤いナツメで彩りを添える。年饃は先祖への供え物や親族・友人らへの贈り物として用いられる。
霍州市はここ数年、標準化された年饃工場の設立を奨励し、年饃産業の活性化と農村の振興を後押ししてきた。昨年の年饃の生産量は1万2千トン、生産額は4千万元(1元=約19円)。今年は生産額が1億元を超える見通しとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News