【12月28日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記は、党の重要会合で、国防力強化に向けた軍の新たな目標を発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が28日伝えた。来年も弾道ミサイルなどの兵器の試験を継続することを示唆した形だ。

 KCNAは「(金総書記が)2023年に推し進める、自衛的な国防力強化の新たな目標を定めた」と報じた。総書記は報告の中で、朝鮮半島(Korean Peninsula)での新たな状況を分析、評価したと述べた。最近の韓国との対立激化を指すとみられる。

 北朝鮮は今年、異例のペースで弾道ミサイルの試射など兵器の実験を実施した。(c)AFP