【12月28日 AFP】サッカーオランダ代表DFのデリー・ブリント(Daley Blind)が、所属するオランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)を退団することになった。クラブが27日に発表した。

 ブリントはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)などでもプレーした32歳で、先日のW杯カタール大会(2022 World Cup)では、8強入りしたオランダで全試合に出場し、決勝トーナメント1回戦の米国戦では得点も挙げた。

 アヤックスとの契約は半年残していたが、双方合意の上で退団が決まった。クラブのエドウィン・ファン・デル・サール(Edwin Van Der Sar)最高経営責任者(CEO)は、「ここ数日の話し合いで、デリーとの契約を打ち切ることで合意に達した。彼が次のクラブを見つけ、素晴らしいキャリアに幕を引けることを願っている」とコメントした。

 ファン・デル・サール氏は、「デリーとともに、われわれはヨハン・クライフ・アレナ(Johan Cruyff ArenA)での試合で、サポーターにきちんとお別れをする機会を設けることを決めた」とも話している。(c)AFP