【12月27日 AFP】アルゼンチンサッカー協会(AFA)のクラウディオ・タピア(Claudio Tapia)会長は26日、W杯カタール大会(2022 World Cup)を制した同国代表のリオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)監督が続投すると主張した。

 タピア会長は、「スカローニはアルゼンチン代表チームの監督。われわれは共に約束を守る男であり、互いにイエスと言い合った。彼の続投を確信している」とコメントした。

 2018年から代表チームを率いている44歳のスカローニ監督は、昨年のコパ・アメリカ(2021 Copa America)で優勝を果たし、同国に1993年以来となる主要国際タイトルをもたらすと、W杯カタール大会の決勝ではフランスを下し、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するチームを3度目の世界王者に導いた。

 しかし、W杯ロシア大会(2018 World Cup)でベスト16敗退に終わった後、チームを指揮していたホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)氏の後任にスカローニ監督を据えるという人選は人気が高いものではなかった。

 タピア会長は、「われわれは間違っている、あるいはクレイジーだと99パーセントの人が思っていた」と続けた。

「だが、このチームは勝ち取ったタイトルによって人々に幸せをもたらした」 (c)AFP