【12月27日 AFP】フィリピンの民間防衛局が26日に明らかにしたところによると、25日に同国南・東部で豪雨に伴い洪水が発生し、住民4万5700人が避難を余儀なくされた。これまでに8人が死亡、19人が行方不明になっている。

 南・東部では1週間にわたって豪雨が続いた。南部のヒメネス(Jimenez)とトゥデラ(Tudela)では4人が死亡。うち3人が水死とされる。

 沿岸警備隊によると、中部レイテ(Leyte)島沖では強風と高波により漁船が沈没し、船員2人が死亡した。民間防衛局によれば、数日前に洪水に見舞われた東部のリブマナン(Libmanan)とティナンバック(Tinambac)でも、女児1人を含む2人が水死した。

 行方不明の19人は大半が漁師で、悪天候にもかかわらず漁に出ていた。(c)AFP