【12月26日 AFP】ロシア連邦保安局(FSB)は26日、ウクライナから国境を越えてロシア領内に侵入しようとした破壊工作員の一行を殺害したと発表した。

 ロシアの通信各社はFSBからの発表として、「25日の衝突で、ウクライナからブリャンスク(Bryansk)州の領土に入ろうとした破壊工作員4人が殺害された」と報じた。

 この発表によると、一行はドイツ製の銃や位置認識装置に加え、「即席爆発装置(IED)4個」を所持していたとされる。

 通信社が公開したFSB提供の動画には、冬用の迷彩服を着用して銃を持ち、地面に倒れている血まみれの複数の遺体が映っていた。

 ロシアは先にも、ウクライナから併合したクリミア(Crimea)とロシアを結ぶ橋で爆発を起こすなど、ウクライナ側が何度も破壊工作に及んでいると非難している。(c)AFP