【12月26日 AFP】スペイン北西部ガリシア(Galicia)地方のノイア(Noia)入り江で、食用の二枚貝をレーキで集める「マリスカドーラ」。

 マリスカドーラとは、ガリシア地方で海底の砂地にいるハマグリやザルガイを採る女性の採貝漁師のこと。かつては職業と見なされていなかったが、1990年代にマリスカドーラたちが漁業者のギルド(同業者組合)に加入すると状況が変わり始め、漁業従事者と見なされるようになった。

 現在では、スペインの女性3万人以上が加入して活発に活動している全国団体により、採貝漁師の権利が保護されるようになっている。

 映像は19、20日撮影。(c)AFP