【12月24日 AFP】動画投稿アプリ「ティックトック(TikTok)」を運営する中国のIT大手バイトダンス(ByteDance、字節跳動)は23日、複数の従業員がメディアへの情報流出源を特定するために記者2人の個人情報に不正にアクセスしていたことを認めた。

 AFPが確認したバイトダンスの法務顧問のメールによると、目的は英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)の記者およびネットメディアのバズフィード(BuzzFeed)の元記者のバイトダンスにおける情報源を特定するためだった。

 記者2人は以前、リークされたバイトダンスの内部文書の内容を報じていた。

 同顧問は、不正アクセスに関与した従業員は全員解雇したとしているが、人数は明らかにしていない。

 バイトダンスは「当社の行動規範に著しく違反した」行為であり非難するとしている。(c)AFP