【12月23日 CGTN Japanese】このところ、中国の複数の都市が市民の需要に応じて、解熱剤の無料提供に乗り出しています。

 中国中部の河南省周口市では、市民は身分証明書の提示で、指定薬局で解熱剤のイブプロフェン10錠を無料で受け取ることができます。周口市感染症予防抑制指揮部が購入した第1陣の13万錠はすでに市街地の各指定薬局に無料配布が依頼されています。

 中国北東部の吉林省吉林市は200万錠の解熱薬を用意し、22日から市民に無料で配布しています。有効な身分証明書の提示で1人6錠を無料で受け取ることができます。

 中国最南端の海南省海口市は21~23日、解熱剤4万錠を無料配布し、42カ所の指定薬局で、1人最大4錠まで受け取ることができます。

 また、解熱効果のある薬のばら売りを奨励する地方も多数あります。そうした柔軟な対応はネットユーザーから好評を得ています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News