【12月23日 AFP】ロシア軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ(Valery Gerasimov)参謀総長は22日、ロシアと中国の両海軍が東シナ海(East China Sea)で実施している合同軍事演習について、「アジア太平洋地域で米国が軍事力を積極的に強化していることに対する当然の反応であり、国際法を厳守している」と述べた。

 ゲラシモフ氏は演習の目的について「両国軍の戦闘即応性を強化し、新たな課題や脅威への対応力を高めることだ」と述べた。

 ロシアは、中国沖の東シナ海で21~27日に行われる合同軍事演習に複数の艦船を参加させると発表していた。ロシア国防省によると、演習ではミサイルや火砲を使った実弾射撃訓練や対潜水艦訓練も行われる。(c)AFP