ブロンコスの元RBヒルマン選手、がんで死去 31歳
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【12月23日 AFP】米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のデンバー・ブロンコス(Denver Broncos)でスーパーボウル(Super Bowl)制覇を果たしたRBロニー・ヒルマン(Ronnie Hillman)選手が、がんとの闘病の末に31歳で死去した。家族と元所属チームのブロンコスが22日、明らかにした。
家族はチームを通じ、ヒルマン選手が「家族と近しい友人に見守られながら、静かに安らかに旅立った」とコメントを発表。ブロンコスは「デンバー・ブロンコスの元RBロニー・ヒルマンの早すぎる死を深く悲しんでいる」と悼んだ。
ヒルマン選手は2012年のNFLドラフトでブロンコスに入団し、2013年シーズンにはチームのスーパーボウル進出に貢献。2015年シーズンにはラン合計863ヤード、タッチダウン7本を記録する活躍を見せ、チームもスーパーボウルでカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)を下し、優勝を果たした。
ブロンコスは「球団史上最も勝利した4年間において、チームに大いに貢献してくれた選手」とたたえ、「穏やかな口調で笑顔も温かく、そして静かな闘志を持っていた。2012年にブロンコスにドラフト指名を受けた後、ダイナミックな選手に成長し、チームメートからも本当にリスペクトされていた」と追悼した。
「これからもロニーは、チームに愛されながら記憶されていくことだろう。このつらい時期に際し、ヒルマン家に対して心から哀悼の意とお悔やみを申し上げる」
ヒルマン選手はブロンコスを退団後、2016年シーズンはミネソタ・バイキングス(Minnesota Vikings)で5試合、サンディエゴ・チャージャーズ(San Diego Chargers)で3試合に出場した。(c)AFP