【12月22日 AFP】ラグビーイングランド代表のヘッドコーチ(HC)を解任されたエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏は21日、来年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)開幕まで9か月の段階で首を切られたことについて不満はないと話した。

 62歳のジョーンズ氏は、2015年からイングランド代表を率いていたが、チームの成績が今年12戦5勝と振るわなかったことを受け、今月解任された。

 ジョーンズ氏は英BBCに対し、「風向きの変化を感じた」と明かし、「決定は理解している。それに問題はない」とコメント。「私は良い挑戦をしたが、彼らは彼らが望むレベルの仕事を私ができないと判断した。反論することはできないし、そうする立場にもない」と話した。

 ジョーンズ氏の後任には19日、イングランド・プレミアシップの王者レスター・タイガース(Leicester Tigers)を率いたスティーブ・ボーズウィック(Steve Borthwick)氏が決定した。同氏は日本代表で3年間、イングランド代表で5年間、ジョーンズ氏のアシスタントコーチを務めた。

 またジョーンズ氏は、すでに他の複数の国と就任を視野に交渉を行っていることも明かしつつ、批判を浴びているデイブ・レニー(Dave Rennie)HCの後任として、2001〜05年に指揮した母国オーストラリアに復帰するとの見方については深く言及することを避けた。(c)AFP