【12月22日 AFP】アルペンスキー男子滑降で、2月の北京冬季五輪の金メダルを獲得したベアト・フォイツ(Beat Feuz、スイス)が21日、来月21日にオーストリア・キッツビューエル(Kitzbuehel)で行われるW杯を最後に現役を引退すると表明した。

 35歳のフォイツは、4年前の平昌冬季五輪でも滑降の銅メダルとスーパー大回転の銀メダルを獲得。主にスピード系種目を専門とし、W杯で挙げた16勝のうち13勝が滑降で、同種目別4連覇を達成した。W杯での表彰台は通算59回。

 世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)でも3個のメダルを獲得し、スイス・サンモリッツ(St. Moritz)で行われた2017年大会では滑降で金メダルに輝いた。(c)AFP