ウクライナへの追加武器供与は紛争を「悪化」 ロシア大統領府
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【12月21日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は21日、ウクライナへの武器の追加供与は紛争を悪化させるとの見方を示した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は同日、ホワイトハウス(White House)を訪問する予定で、米政府がウクライナへの新たな武器供与を発表するものとみられている。
今回の訪米について、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は記者会見で「これらはすべて、紛争の悪化につながることは確実で、ウクライナにとって良い兆候ではない」と指摘。ウクライナはこれまで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との交渉を拒否し続けているが、ペスコフ氏はゼレンスキー氏の訪米で、ウクライナ側が和平交渉に対する姿勢を変えるとは見ていないと述べた。(c)AFP