【12月20日 CGTN Japanese】世界で建設中のものとしては最大規模で、技術的な難易度が最も高い水力発電プロジェクト、中国南西部にある白鶴灘水力発電所の9番目の発電ユニットが19日、稼働前の最後のテストを行いました。同発電所の全16基の100万キロワット級発電ユニットが20日、全て稼働を開始しました。

 同発電所は四川省(Sichuan)涼山イ族自治州寧南県(Ningnan)と雲南省(Yunnan)昭通市(Zhaotong)巧家県の県境を流れる金沙江の主流に建設されています。両岸には世界最大容量となる100万キロワット級の水力発電ユニット16基が設置されています。発電所の総発電容量は三峡プロジェクトに次ぐ1600万キロワットに上ります。これまでに稼働が始まっている発電ユニットによる発電量は530億キロワット時を超えているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News