2022年に亡くなったスポーツ界の著名人
このニュースをシェア
■競馬
レスター・ピゴット(Lester Piggott)氏――5月29日、86歳で死去
史上最高の騎手として広く評価され、「ロングフェロー」の愛称で知られたピゴット氏は、わずか12歳で初優勝を果たし、英国ダービー(Epsom Derby)では歴代最多9勝を挙げた。
1987年に脱税で実刑判決を受けたが、その後電撃復帰。アイルランドのビンセント・オブライエン(Vincent O'Brien)調教師と再びタッグを組み、1990年のブリーダーズカップ(Breeders' Cup)マイルではロイヤルアカデミー(Royal Academy)に騎乗し、54歳にして優勝を果たした。
■ラグビー(15人制)
フィル・ベネット(Phil Bennett)氏――6月12日、73歳で死去
ウェールズ史上最高のフライハーフと評価の高いベネット氏は、1970年代における同国の黄金期で中心的な役割を果たした。1977年に英カーディフで行われたイングランド戦の前には、宿敵への怒りに燃えたスピーチでチームを鼓舞し、カリスマ的存在となった。
■ラグビー(15人制、13人制)
バアイガ・ツイガマラ(Va'aiga Tuigamala)氏――2月24日、52歳で死去
ツイガマラ氏は15人制と13人制の両方でプレーし、ファンには「インガ・ザ・ウインガー」の愛称で親しまれた。オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)では15人制、生まれ故郷であるサモアでは両方で代表メンバーとなった。イングランドの13人制クラブ、ウィガン・ウォリアーズ(Wigan Warriors)でも、チームが圧倒的な強さを誇った1990年代にプレーした。
■テニス
ニック・ボロテリー(Nick Bollettieri)氏――12月4日、91歳で死去
伝説的テニスコーチのボロテリー氏は、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)やマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)らスーパースターを育て上げた。自身のテニスアカデミーを設立し、数々の結果を残したが、若い選手に対する生活と練習の両面での厳しい指導法は、批判を招くこともあった。
中でもアガシ氏は「ボロテリー氏のアカデミーは大嫌いだった」と告白し、「そこから逃れる唯一の方法は、成功することだった」と語っていた。しかし、ボロテリー氏は生前、「私はやるべきことをやったまでだ。テニスは合唱団の子のスポーツではない」と主張し、後悔は一切ないと話していた。(c)AFP