【12月20日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・メッツ(New York Mets)に加入した千賀滉大(Kodai Senga)投手が19日、入団会見に臨み、憧れのマックス・シャーザー(Max Scherzer)やジャスティン・バーランダー(Justin Verlander)とともに先発ローテーションの一角として活躍することに意欲を示した。

 現在29歳の右腕で、メッツと5年総額7500万ドル(約102億3000万円)で契約したと伝えられる千賀は、チームのユニホームに袖を通した後、会見の冒頭には英語で「ビッグアップル(Big Apple、ニューヨークの愛称)に来られて、とても幸せで興奮している」と話し、「レッツゴー、メッツ」とあいさつした。

 その後は通訳を介し、チームと契約した動機について「メッツが僕のことをすごい必要としてくれているのを感じた」とし、シャーザーとバーランダーという素晴らしいベテラン投手「2人の存在が大きかった」と説明。さらに、ワールドシリーズ優勝経験がある両投手を「レジェンド」と呼び、一緒にプレーするのは「現実ではないのかなと思った」と語った。

 1986年シーズンを最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかっているメッツのファンに「歓迎されるような選手になりたい」とも語った千賀は、2012年にMLBへ移籍したダルビッシュ有(Yu Darvish)から「アドバイスや意見をもらった」と明かした。ダルビッシュは現在、サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)に所属しており、ナ・リーグで投げ合う可能性がある。

 会見に同席したメッツのビリー・エプラー(Billy Eppler)ゼネラルマネジャー(GM)は「コーダイを迎えられて本当に喜んでいる」とし、「彼のことは何年も前からスカウトしてきて、フリーエージェント(FA)になったと知ったとき、この日が現実になるのを望んでいた」とコメント。チームの指揮官で2022年シーズンのナ・リーグ最優秀監督に選出されたバック・ショーウォルター(Buck Showalter)監督と自身らメッツ関係者が11月に千賀と面会した際に、ニューヨークでプレーすべきだと説得したことも明かした。

 千賀はプロ野球(NPB)の福岡ソフトバンクホークス(Fukuoka Softbank Hawks)で5回の日本シリーズ制覇を経験し、昨年の東京五輪でも日本代表の金メダル獲得に貢献した。(c)AFP