【12月19日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)臨滄市(Lincang)滄源ワ族自治県竜乃村では、サッカー好きの住民らが昼間の農作業の後に集まり、夜10時までボールを追っている。

 村は2003年にサッカーチームを立ち上げ、幼少期から練習に打ち込んできた鮑志昆(Bao Zhikun)さんを初代主将にした。16年には鮑艾改(Bao Aigai)さんが主将を引き継ぎ、3年後にチームを優勝に導いた。

 県のプロジェクトにより、20年に山と農地に囲まれた5人制サッカー場が完成した。

 村ではここ数年、多くの若者が大学に進学するようになり、中にはスポーツを専攻し、卒業後に故郷でサッカー指導員になる者も出てきた。住民らは試合の応援に加え、私財を投じて選手を支援することもある。(c)Xinhua News/AFPBB News