【12月19日 AFP】18日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝で、アルゼンチンに敗れたフランスの主将ウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)が、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を中心とした若手への世代交代の大会だったと話した。

 フランスは3-3で迎えたPK戦に2-4で敗れ、大会連覇を逃したが、23歳のエムバペはW杯決勝の舞台で史上2人目のハットトリックを達成した。

 フランス代表史上最多の145試合に出場し、今月36歳になる守護神ロリスは、カタールW杯は「キャリアの最終段階に差しかかった世代から、エムバペを中心とした新しい世代へ、バトンが渡された」大会だったと振り返り、エムバペが「大会期間中、強いリーダーシップを見せていて、この決勝では特にそうだった」と話した。

 自身4回目のW杯を終えたロリスは、自らの代表での今後については「誰でもそうだが、一歩下がり、物事に対して広い視点を持つ必要がある」と明言を避け、「数週間後には分かるはずだ」とコメントしている。(c)AFP