【12月19日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)で優勝を飾ったアルゼンチンのリオネル・メッシ(Lionel Messi)は18日、ついに悲願を成就したものの、今後も母国のためにプレーし続けると話した。

 ドーハで行われた決勝でPK戦の末にフランスを下した後、メッシは母国のテレビ局に対し、「世界王者としてあと数試合は経験したい」と述べた。

 しかし、代表チームの主将を務めるメッシは、コレクションになかった主要国際大会のトロフィーを手にしたことで、自身のキャリアはほぼ終わりを迎えたと認めた。

 メッシは、「もちろん、これでキャリアを終えたいし、これ以上は望めない。もう最後の数年だからキャリアは間もなく終わる」とコメントした。

 アルゼンチンは2-0とリードしてハーフタイムを迎え、延長戦でも3-2と勝ち越しながらも、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)にハットトリックを達成されて同点に追いつかれ、試合をPK戦に持ち込まれた。

 メッシは「オランダ戦と同じようにとても奇妙な試合だった。延長で勝ち越しても、また同じことが起きてしまった」と語りつつ、「こういった形で終わらせられるのは驚きだ。以前、神様がこれ(トロフィー)を授けてくれると言ったが、なぜかは自分でも分からないけれど、それが今回になるんじゃないかと感じたんだ」と続け、W杯のトロフィーは「美しい」と付け加えた。(c)AFP