【12月18日 AFP】17日に行われたサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の3位決定戦で、モロッコに勝利したクロアチアのルカ・モドリッチ(Luka Modric)が、来年も代表キャリアを続行し、UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)優勝を目指す意向を示した。

 37歳のモドリッチは、代表162試合目となったモロッコ戦に2-1で勝利し、チームに銅メダルをもたらした。モドリッチは4年前のロシア大会でも準優勝に貢献している。

 クロアチアはネーションズリーグでオランダ、イタリア、スペインとともに準決勝に勝ち上がり、来年6月にタイトルを懸けて争う。

 代表でプレーを続けるつもりかと問われたモドリッチは、「その予定だ」と答え、「ネーションズリーグに出ないのはナンセンスだし、そこからどう進むか見ていきたい。ネーションズリーグのために残りたいのは確かだ」と意欲を示した。

 今回のW杯では、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を中心としたアルゼンチンに準決勝で敗れたクロアチアだが、モドリッチは代表が強豪国としての地位を固めたと強調し、クロアチア国営放送(HRT)に対して「僕らはクロアチアサッカーにとって大きなことを成し遂げた。金メダルを狙い、そこに迫った」と語った。

「最終的に、僕らは勝ってクロアチアへ戻る。クロアチアは20年おきに現れるミラクルチームではない。僕らは安定感があること、ダークホースではなくサッカー強国とみなせることを証明した」 (c)AFP