【12月18日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)で、ベスト4に入ったモロッコのワリド・レグラギ(Walid Regragui)監督が、アフリカのチームは今後「15〜20年」でW杯を優勝できると信じていると話した。

 モロッコは17日に行われた3位決定戦で、前回準優勝のクロアチアに敗れたが、アフリカ勢として史上初となるW杯準決勝進出を果たし、ファンを魅了した。

 米国、カナダ、メキシコ共催の次回2026年大会は、本大会の出場国が48チームに拡大し、アフリカも現在の5から9へ出場枠が増える。レグラギ監督は「参加が9か国になる中で、われわれは学んでいく。15、20年後には、必ずアフリカのチームがW杯で優勝するだろう。みんなで学んでいるはずだからだ」とコメントした。

 今大会のモロッコは、クロアチアと前回3位のベルギーが入ったグループFを首位で通過すると、決勝トーナメントではスペインとポルトガルを撃破して4強入りを果たした。快進撃は前回王者フランスに準決勝で敗れて止まったが、レグラギ監督は、歴史的なプレーを今回限りにせず、来年のアフリカネーションズカップ(2023 Africa Cup of Nations)を制してほしいと選手に促している。

「選手たちには控室で、歴史に名を残したいなら、アフリカネーションズカップを勝つ必要があると伝えた」

「われわれは大陸を支配する必要がある」 (c)AFP