【12月17日 AFP】ロシアのウクライナ侵攻で大量破壊兵器が使用されるのではないかとの懸念が高まる中、ロシア外務省のコンスタンチン・ボロンツォフ(Konstantin Vorontsov)不拡散・軍備管理局次長は16日、同国は生物兵器を使用しないと明言した。

 ボロンツォフ氏はスイス・ジュネーブで行われた生物兵器禁止条約(BWC)運用検討会議に合わせて会見し、ロシアは生物兵器や化学兵器、毒素兵器を禁止する同条約について「完全に義務を果たしている」と述べた。

 さらに、「軍事分野で生物兵器に関する計画は一切ない」「生物学的な活動はすべて完全な平和利用を目的としている」と主張した。(c)AFP