【12月17日 AFP】男子ゴルフでメジャー通算15勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は16日、けがの回復が遅れる可能性があるとしながらも、PNC選手権(2022 PNC Championship)に13歳の息子チャーリー(Charlie Axel Woods)君と出場すると述べた。

 選手が親子で36ホールをプレーするPNC選手権は、フロリダ州オーランド(Orlando)のリッツ・カールトンGC(The Ritz-Carlton Golf Club)で17日と18日に行われる。ウッズ親子は3年連続の出場で、2021年大会では準優勝を果たした。

 ウッズは「息子と一緒に過ごす機会は、いつだって特別だ」とし、「過去2年間は魔法のようだった。二人とも楽しみにしている」と語った。

 また、右足の足底筋膜炎を理由に今月上旬のヒーロー・ワールドチャレンジ(2022 Hero World Challenge)を欠場していた中で、PNC選手権でプレーすることによってけがの回復が遅れるかもしれないとしつつも「そんなことはあまり気にしない」と話し、「息子と一緒にいることの方が、はるかに重要だ」と強調した。

 前週には12ホールのチャリティーイベント「ザ・マッチ(The Match)」でカートを使用しながらプレーしたものの、18ホールを歩くのはまだ厳しい状況が続く。

「練習は可能だ。ただ歩行ができない」というウッズは「大会を終えて月曜日になったら、すべてを停止して足を治療し、適切に活動量を増やせるようにする」と明かし、「ゴルフボールを打つことはできる。そういうことは何でもできるんだ。グリーン周りでショットも打てる。A地点からB地点への移動が難しいだけだ」と説明した。(c)AFP