「家に帰れてうれしい」 ロで収監の米バスケ選手、釈放後初コメント
発信地:ワシントンD.C./米国
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【12月17日 AFP】ロシアで収監されていた米女子プロバスケットボール(WNBA)のブリトニー・グライナー(Brittney Griner)選手(32)は16日、釈放後初めてのコメントを発表し、「家に帰れて本当にうれしい」と喜ぶとともに、所属チームのフェニックス・マーキュリー(Phoenix Mercury)で再びプレーする意向を示した。
米代表として2個の五輪金メダルに輝き、WNBA制覇も成し遂げているグライナー選手は、自身のインスタグラム(Instagram)で、釈放に尽力した大勢の名前を挙げつつ、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領らに「とりわけ感謝している」と投稿した。
「家に帰れて本当にうれしい」と喜び、「この10か月間は絶えず闘いの連続だった。必死に自分の信念を保ち続けた。前に進み続けることができたのは、大勢の皆さんからの愛のおかげ」とつづった。
さらに、今後は競技復帰を目指すとして「あと一つ明確にしておきたい。今季はWNBAのフェニックス・マーキュリーでバスケットボールをプレーするつもり」と書き込んだ。
WNBAの2023年シーズンは5月に開幕し、マーキュリーのシーズン初戦は同19日のロサンゼルス・スパークス(Los Angeles Sparks)戦となっている。
グライナー選手はロシアのウクライナ侵攻で米ロの緊張が高まっていた2月、モスクワの空港で違法薬物密輸の疑いで逮捕されたが、前週にロシアの武器商人ビクトル・ボウト(Viktor Bout)元受刑者との囚人交換で自由の身となった。(c)AFP