W杯グループステージの4チーム制、廃止「再考」へ FIFA会長
発信地:ドーハ/カタール
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【12月17日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は16日、2026年のW杯(2026 World Cup)からグループステージを各組3チームで行う方針について、見直す計画があることを明らかにした。
FIFAは以前、出場枠が現行の32から48に拡大される2026年のW杯に関し、グループステージでは3チームずつの16グループに分ける方針を示していた。この方式では、各グループの上位2チームが32チームによる決勝トーナメントに進出する。
しかしながら、現在開催中のW杯カタール大会(2022 World Cup)で決勝トーナメント進出の行方が試合終了の瞬間までもつれるなど、従来の各組4チームの方式によるグループステージが大いに盛り上がったことが、考え直すきっかけになったとインファンティーノ会長は話す。
会長は「各組4チームのグループステージは、最終節の最後の瞬間までまさに信じられないような展開だった」とし、「3チームずつの16グループ、あるいは4チームずつの12グループにするのか、フォーマットについては再考し、少なくとも再議論することが必要だ。このことは、今後数週間における議題になるだろう」と述べた。(c)AFP