【12月16日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するハース(Haas F1 Team)との契約が打ち切られたミック・シューマッハ(Mick Schumacher)は15日、リザーブドライバーとしてメルセデスAMG(Mercedes AMG)との契約にサインした。

 23歳のミックはフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)にも約4年前から在籍しており、フェラーリ(Ferrari)がこの日双方合意の上で同選手の離脱を明らかにした直後、メルセデスが契約を発表した。

 ミックの父親であるミハエル(Michael Schumacher)氏は、フェラーリ時代に通算5度のドライバーズ選手権制覇を果たしており、現役生活最後の3年間はメルセデスで過ごした。

 メルセデスは公式ウェブサイトで「ミックは現在進行中の『(新型マシン)W14』の開発に重要な役割を果たすだろう。シミュレーターで定期的に作業をしていくことになる」と述べた。

 ミックはフェラーリ製エンジンを使用しているハースで2年間レースに臨み、2021年シーズンは1ポイントも稼げず、2022年シーズンも最高成績が6位にとどまり総合16位で終了。チームは11月、35歳のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)と契約した。(c)AFP