【12月15日 AFP】在韓米軍は14日、弾道ミサイル発射など北朝鮮の動きを監視する「宇宙軍」を新設した。

 在韓米軍は声明で、宇宙軍の主な任務は「弾道ミサイル発射のリアルタイムに近い探知や警告」になると説明した。

 宇宙軍部隊を率いるジョシュア・マカリオン(Joshua McCullion)中佐は「わずか77キロ北方に現実的な脅威が存在する。その脅威を抑止し、防衛し、必要なら打破しなければならない」と述べた。

 米国では2018年、当時のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が、宇宙空間での脆弱(ぜいじゃく)性に対処し、軌道上での米軍優位を確立する必要があると訴え、宇宙軍の創設を命じた。

 映像は聯合(Yonhap)ニュースが14日撮影・提供。(c)AFP