デシャン監督、W杯連覇王手は「誇り」 決勝はメッシ対策に重点
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【12月15日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)準決勝でモロッコに2-0で勝利したフランスのディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が14日、2大会連続の決勝進出を「とても誇りに思っている」と喜び、アルゼンチンとの大一番では「絶好調」のリオネル・メッシ(Lionel Messi)対策を見いだすと語った。
アルベイト・スタジアム(Al Bayt Stadium)での一戦でフランスは、序盤にテオ・エルナンデス(Theo Hernandez)、終盤に途中出場のランダル・コロムアニ(Randal Kolo Muani)が得点し、アフリカ勢およびアラブ勢として初のW杯4強に到達したモロッコに勝利した。
試合後にデシャン監督は「とても誇りに思っている。決勝進出は素晴らしいが、簡単な勝利ではなかった」とコメントした。
「質、経験、そしてチームスピリットを掛け合わせたものが必要だった。そして難しい時間帯には踏ん張らなければならなかったが、とても満足しているし、選手を誇りに思う」
フランスは、1958年スウェーデン大会(1958 World Cup)、62年チリ大会(1962 World Cup)のブラジル以来となる60年ぶりのW杯連覇を目指している。
一方でアルゼンチンは、メッシに鼓舞されてたどり着いた決勝で、前回大会(2018 World Cup)の決勝トーナメント1回戦で3-4で敗れたフランスへのリベンジに燃える。
「大会が始まってからメッシは絶好調だ」と認めたデシャン監督は「とても状態が良さそうだし、当然ながら世界最高の選手の一人なので、われわれはメッシの脅威に最大限の対抗措置を取る。アルゼンチンがわれわれの影響力ある選手を止めようとするのと同じだ」 (c)AFP
