【12月12日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は12日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が今年は年末恒例の記者会見を行わない予定だと発表した。

 大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、新年を前にした記者会見はないとの見方を示し、プーチン氏は「外国訪問時も含め、定期的に報道陣に話をしている」と説明した。だが、毎年の恒例行事を行わない理由については明らかにしなかった。

 2000年から政権を担っているプーチン氏は、ほぼ毎年12月に記者会見を開いてきた。国内の主要な政治イベントとなってきたこの会見で同氏は、報道陣や一般市民からの質問に対し、通常数時間に及ぶ長丁場で回答。昨年は4時間以上に及んでいた。(c)AFP