【12月12日 Xinhua News】中国汽車工業協会(CAAM)が9日発表したデータによると、11月の中国の自動車生産台数は前月比8・2%減の238万6千台、販売台数は7・1%減の232万8千台で、前年同月比はいずれも7・9%減少した。2021年や20年との比較でも、生産・販売がやや伸び悩んだ。

 1~11月の累計では、生産台数が前年同期比6・1%増の2462万8千台、販売台数が3・3%増の2430万2千台で、伸び率は生産台数が1~10月を1・8ポイント、販売台数が1・3ポイントそれぞれ下回った。

 CAAMは、中国の自動車市場について、卸売の伸びが鈍化し、市場全体に大きな圧力がかかっており、消費潜在力の喚起が予測に及んでいないと指摘。中国の自動車産業は構造転換・高度化の重要な潜伏期間にあり、消費市場の安定と健全性が産業の質の高い発展を推進する上で極めて重要との見方を示した。(c)Xinhua News/AFPBB News