【12月10日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は9日、10月30日に行われた大統領選で敗北したことについて沈黙を破り、「心が痛む」と述べた。

 ボルソナロ氏は決選投票で左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)元大統領に僅差で敗れて以降、公の場に姿を見せたのは先月の一度きりだった。

 今回初めて選挙結果に言及し、「私はほぼ40日間、沈黙していた。つらい。心が痛む。皆さんに囲まれてずっと幸せだった。時には命懸けでやってきた」と語った。

 ボルソナロ氏の任期は来年1月1日まで。(c)AFP