【12月10日 AFP】フランスは北大西洋条約機構(NATO)の「強化された前方プレゼンス(Enhanced Forward Presence)」の一環として、ルーマニア中部に装甲兵員輸送車約20台とルクレール(Leclerc)戦車13台を配備した。

 フランスの戦車はこれまでロシアと国境を接するエストニアとリトアニアに配備されていたが、ロシアのウクライナの侵攻以降、同国に隣接するルーマニアはNATOの前線国となっている。

 ルーマニアに駐留する仏主導のNATO大隊は約700人。ほとんどはフランス人で、約80人はオランダ人だ。目標としている1200人を収容できる施設も建設中だ。(c)AFP