【12月10日 AFP】22-23フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナルは9日、イタリア・トリノ(Turin)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、 三浦璃来(Riku Miura)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組が136.50点を記録し、合計214.58点で日本勢初優勝を果たした。

 ショートプログラム(SP)首位の三浦/木原組は、世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2022)で金メダルに輝いた米国のアレクサ・クニエリム(Alexa Knierim)/ブランドン・フレイジャー(Brandon Frazier)組を1.3点の僅差で抑え優勝。昨季の世界選手権で銀メダルを手にした三浦/木原組は、これで来年日本で行われる今季の世界選手権の本命に名乗りを上げた。

 3位には地元イタリアのサラ・コンティ(Sara Conti)/ニッコロ・マチー(Niccolo Macii)組が入った。今大会は出場禁止のロシア勢に加え、中国勢も不在の中、ペアは全組がGPファイナル初出場だった。(c)AFP