【12月9日 AFP】サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は8日、W杯カタール大会(2022 World Cup)決勝トーナメント1回戦のスイス戦で控えに回されたことで、チームを離脱すると脅したとの報道を受け、代表は「外部の力で壊れないほどしっかりと団結している」と述べた。

 ロナウドはスイス戦で先発から外されると、ポルトガルは代役を務めたゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)のハットトリックの活躍などで6-1の快勝を収めた。

 ポルトガルのスポーツ紙レコルド(Record)が報じたところによると、ロナウドはフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督との緊迫した会話の中で、チームを離れる考えもあると話したという。

 しかしロナウドは自身のSNSアカウント上で、チームはしっかり団結していると強調した。

「外部の力で壊れないほどしっかりと団結している」と記したロナウドは「どんな相手にもおびえることのない、勇敢な国だ。本当の意味でのチームで、最後まで夢のために戦うだろう」と続けた。

 ポルトガルは10日の準々決勝でモロッコと対戦するが、この一戦でも再びロナウドに代わってラモスが起用される可能性もある。(c)AFP