GS25が結婚情報会社「カヨン」と協業してサービスを始めた(GS25提供)(c)news1
GS25が結婚情報会社「カヨン」と協業してサービスを始めた(GS25提供)(c)news1

【12月08日 KOREA WAVE】韓国のコンビニ各社が住宅購入・電子製品レンタルなど異色のサービスの導入を進めている。トレンドを反映した新たなサービスを繰り出すとともに、消費者の利便性を向上させたい考えだ。

コンビニチェーン「GS25」は結婚情報会社「カヨン」と協業。各売り場のレジ周辺に専用のQRコードが表示され、それを読み込めば、カヨンの結婚情報相談を申請できるページにアクセスできる。GS25の広告にもQRコードが印刷され、ここからも関連サービスを申し込むことができる。

GS25関係者は「最近『結婚』をキーワードに掲げたテレビ番組が人気を集めている。結婚への関心事が高まるなか、コンビニの特性を考えて今回のサービスを展開することになった」と説明している。

GS25は今年7月にも、新型コロナウイルス感染のエンデミック(一定の地域で普段から継続的に発生する状態)に合わせて▽ホールインワンゴルフ保険▽キャンプ・釣り保険▽登山保険▽自転車保険▽国内旅行保険▽海外旅行保険▽運転者保険――の7種に加入できるサービスを始めた。

8月には休暇シーズンを迎え、乳幼児の親が気軽に休暇を楽しめるよう、幼児食品専門ブランド「ルソル」と組んで、離乳食のピックアップサービスを発売したりもした。

CUの刺身のピックアップサービス(CU提供)(c)news1
CUの刺身のピックアップサービス(CU提供)(c)news1

コンビニ大手「CU」も今年3月、水産物専門流通プラットフォーム「人魚教主海賊団」と協業し、水産市場の刺身のピックアップサービスを始めた。午前0時までに刺身を注文すれば、当日午後5時以降、自宅近くのコンビニで受け取ることができる。

今年1月にはレンタルサービススタートアップ「アラウンダブル」と手を組んで「ピック・アンド・ピック・レンタルサービス」を開始した。同サービスでは▽ゲーム機▽美容機器▽キャンプ装備▽スポーツ用品――など11カテゴリー300種余りの最新電子機器をレンタルできる。長期契約を結ぶ必要のある従来のレンタルとは異なり、多様な商品を短期で使用できるのが特徴だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News