【12月8日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は7日、同国が核兵器を使用するのは敵の攻撃に対応する場合のみだと言明した。

 テレビ放送された大統領府人権評議会の会議に出席したプーチン氏は「攻撃を受けたら、反撃する」とし、同国の戦略は「いわゆる報復攻撃」方針に基づいていると強調した。

 また、9月の動員令に基づき動員された予備兵30万人のうち、半数に当たる15万人がウクライナに派遣され、約7万7000人が戦闘部隊に配属されたと説明。ウクライナ侵攻の成果が出るまでは「長期的なプロセスになる」としつつも、ロシアが新たに宣言したウクライナ領土の併合は「重要な結果」だと指摘した。(c)AFP