【12月7日 CGTN Japanese】中国ではここ数日、全国各地で新型コロナウイルス感染症対策の規制緩和が進められています。統計を整理したところ、少なくとも50の都市では老人ホームや病院などの特殊な場所を除き、公共の場所におけるPCR検査の陰性証明の提示が不要になりました。

 北京市では6日から、スーパーマーケットやオフィスビル、その他の公共の場所に入る際にPCR検査の陰性証明の確認を受けることが不要になり、ロケーションQRコードをスキャンするだけで入場できるようになりました。また、コミュニティー(村)に入る際も陰性証明の確認はせず、住人はロケーションQRコードのスキャンも必要なくなりました。

 6日からは北京大興国際空港ターミナルと北京首都国際空港ターミナルに入る際のPCR検査の陰性証明の確認が行われなくなり、ロケーションQRコードをスキャンして、体温が正常であれば入場できるようになりました。

 さらに5日からは、バスや地下鉄運行会社が健康情報をチェックする際に、48時間のPCR検査陰性証明を持たない人の乗車を拒否できないことになりました。

 上海市では6日午前0時から、養老施設、児童福祉施設、医療機関、保育施設、学校、カラオケルームや将棋室、ネットカフェなど密閉度が高い娯楽施設、酒類を提供する場合を含む飲食店といった特別な予防対策が求められる場所を除き、その他の公共の場所ではPCR検査の陰性証明の確認が行われなくなりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News