【12月7日 AFP】6日のサッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)、スペインとの決勝トーナメント1回戦で2本のPKを止めたモロッコのGKボノ(Yassine Bounou 'Bono’)は試合後、自身の活躍は運と直感が合わさってのものだと述べた。

 両チームの一戦は0-0で120分を終えると、スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)に所属するボノが3本中2本のキックをセーブ。モロッコが3-0でPK戦を制し、史上初となる準々決勝進出を果たした。

 ボノはカタールのテレビ局beINスポーツ(beIN Sports)に「PKは直感が少し、運が少し」と語った。

「勝利が最も重要なこと。チーム全体に脱帽だ。みんなが仕事をしたし、素晴らしかった」

「ボールをしっかり支配するスペイン相手に120分も集中を維持するのは簡単ではない」

「このような瞬間は理解するのが難しいときもある。周りの雑音を避け、自分たちや仕事、回復に集中する」

 アフリカ勢、アラブ勢として唯一勝ち残っているモロッコは、準々決勝でポルトガルと対戦する。(c)AFP