【12月7日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は6日、決勝トーナメント1回戦が行われ、代表初先発のゴンサロ・ラモス(Goncalo Matias Ramos)がハットトリックを達成したポルトガルは6-1でスイスに大勝し、準々決勝に進んだ。

 この日、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に代わり驚きの先発出場を果たしたラモス。21歳でのW杯ノックアウトステージのハットトリック達成は、1958年スウェーデン大会(1958 World Cup)のペレ(Pele)以降では最年少となった。

 ペペ(Pepe)、ラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)、ラファエル・レオン(Rafael Leao)も得点者に名を連ねたポルトガルは、4強入りを懸けて10日にモロッコと対戦する。

 史上初の5大会連続得点を成し遂げたロナウドは、グループステージ最終戦で途中交代に不満を示し、スイス戦はフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督からベンチスタートを命じられた。

 代表通算118得点のロナウドを外し、これまで代表通算3試合で33分間の出場しかなかったラモスに初先発を託したのは、指揮官の大胆な決断だった。

 このサントス監督の信頼に応えたラモスは、ロナウドがまだ挙げられていないW杯決勝トーナメントでの得点を記録した。(c)AFP/Martyn WOOD