【12月6日 AFP】(写真追加)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は6日、東部ドネツク(Donetsk)州の前線で、ロシア軍による攻撃が数か月にわたり続いている都市スラビャンスク(Slavyansk)を訪問した。大統領府が発表した。

 ソーシャルメディアに投稿された動画の中で、ゼレンスキー氏は冬物のコートを着用し、青と黄色でスラビャンスクと書かれた大きな看板の横に立っている。そして、戦死したウクライナ兵のために黙とうをささげていた。

 ウクライナ侵攻開始以来、ゼレンスキー氏は南部ヘルソン(Kherson)など複数の前線地域を訪問してきた。

 2014年に一時的に新ロ派勢力に占領されたこともあるスラビャンスクは、バフムート(Bakhmut)の北約45キロに位置する。バフムートは、ウクライナ軍がヘルソンを奪還して以降、主戦場となっている。(c)AFP