【12月6日 AFP】ウクライナと国境を接するロシア・クルスク(Kursk)州知事は6日、同州内の飛行場に対する無人機攻撃があったと発表した。ロシア側は前日にも、別の飛行場2か所がウクライナ軍による無人機攻撃を受けたと主張していた。

 ロマン・スタロボイト(Roman Starovoyt)州知事はソーシャルメディアに「クルスクの飛行場付近に無人機攻撃があり、燃料貯蔵タンクで火災が発生した。死傷者はいない」ものの、消火活動が続いていると投稿した。

 知事は、無人機がどこから飛来したかについては言及していない。

 6日にはロシア国防省が、リャザニ(Ryazan)州のジャギレボ(Dyagilevo)飛行場とサラトフ(Saratov)州のエンゲリス(Engels)飛行場に対し、ウクライナが「旧ソ連製の無人機」を使って「空爆を試みた」と発表。無人機は迎撃されたが、残骸が飛行場に落下して爆発し、ロシア兵3人が死亡、4人が負傷したと発表していた。(c)AFP