【12月10日 CGTN Japanese】中国科学院航空宇宙情報イノベーション研究院と持続可能な発展ビッグデータ国際研究センターはこのほど、湖の結氷・融氷日に関する大規模な動的モニタリングとシミュレーションで重要な進展を遂げました。研究チームはリモートセンシングとデータシミュレーションの技術を駆使して青海チベット高原にある132の湖の1978年から2016年までの結氷・融氷日に関する完全な記録を再現しました。

 湖の結氷・融氷日は、湖のエネルギーバランスの変化を示す直観的指標であり、その変化は湖の生態系システムと下流域の水文の特徴に影響を与えます。研究チームはリモートセンシングとデータシミュレーションの技術を駆使し、湖の結氷・融氷日を時系列に再現する技術的枠組みを発展させ、高地で寒冷な地域にある湖の結氷・融氷日を時系列に再現しました。

 研究チームは、これを土台として、青海チベット高原にある湖の氷結・融氷日の時空変化の法則と気候変動との関連性を明らかにしました。高原の南部から北に向かって、完全結氷の期間は複数年平均で15日から215日に増えること、緯度が1度高くなるにつれて完全結氷の期間が約17.5日増えることが研究で判明しました。標高4500~5000メートルの範囲内では、標高が100メートル高くなるにつれて完全氷結の期間は約18.9日増えます。地球温暖化により、この約40年、青海チベット高原の湖では、氷結時期が遅延し、融氷時期が早まり、氷で閉ざされる時間が短くなるという特徴が顕著になっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News