【12月6日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は5日、10月の爆発により損傷したクリミア橋(Crimean Bridge)を視察した。ロシア国営テレビが報じた。

 クリミア橋は、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島とロシア本土を結んでいる。ロシアが2月24日にウクライナ侵攻を開始して以降、プーチン氏がここまで前線に近づいたのは初めて。

 プーチン氏は、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)車を自ら運転し、通行が再開した橋を走行。橋上で、マラト・フスヌリン(Marat Khusnullin)副首相から橋の修復作業について報告を受けたり、作業員と話したりした。

 同橋が損傷した爆発について、ロシアはウクライナによる攻撃だと主張している。(c)AFP