クロアチア監督、日本に「最大限の敬意」 カタールW杯
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【12月5日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)の決勝トーナメント1回戦を控えるクロアチアのズラトコ・ダリッチ(Zlatko Dalic)監督は4日、対戦する日本に「最大限の敬意」を表し、ドイツやスペインと同じ轍(てつ)は踏まないと述べた。
2018年のロシア大会(2018 World Cup)でチームを準優勝に導いたダリッチ監督は、日本とのベスト16を翌日に控え、「スペインとドイツは日本を支配していた。彼らは過信していたのかもしれないが、日本がそれに乗じた」とコメントした。
「われわれには経験がある。1秒だって気を緩めてはいけない。彼らは降参しないだろうし、われわれもそうしてはならない」
「ボールを失った後に最大限の集中をする必要がある」
またダリッチ監督は、今大会が終了してもMFルカ・モドリッチ(Luka Modric)は代表でプレーし続けると明かした。
スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)の司令塔であるモドリッチは、日本戦に出場すればこれが代表通算159試合目となり、37歳にしていまだチームの原動力であり続けている。
ダリッチ監督は、W杯と欧州選手権(UEFA Euro)に4度ずつ出場しているキャプテンのモドリッチについて、代表引退の準備はまだできていないと述べた。
「彼がクロアチア代表でプレーするのは、これが最後の大会にはならないだろう」と話したダリッチ監督は、「彼はプロフェッショナルであり調子が良い。自らを向上させるために、彼が練習中にどう振る舞っているかは見れば分かる。前例のないことだ」と続けた。
クロアチアは今大会のグループステージで1失点しか喫していない。(c)AFP