電子運転免許証の「コード提示」で利便性を向上 中国
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【12月5日 People’s Daily】2021年12月に中国全土で運転免許証の電子化が全面的に推進されて以来、1億4500万枚の電子運転免許証が発行され、より多くの人が「電子運転免許証提示」「コード提示」の便利さを体験した。
「交管12123」アプリを通じて、公安部(警察庁)交通管理部門は新技術を駆使し、「インターネット+交通管理」という新サービスを実行している。電子運転免許証の申請のほか、運転免許試験の予約や、ナンバープレートの選択、運転免許証の交換・再発行など33項目の交通管理オンラインサービスを提供している。
公安部交通管理局の李江平(Li Jiangping)局長は、2022年9月末の時点で、中国には4億9900万人の運転者がおり、膨大な情報・データ分析・演算作業が必要で、システム開発、設備更新、プロセス調整、各シーンの応用に高い需要があることを紹介した。2021年6月1日から、同局は、天津(Tianjin)、成都(Chengdu)、蘇州(Suzhou)の3都市で電子運転免許証の導入を試験的に行っている。
積極的な探索のパイロット段階を経て、公安部交通管理部門は内部情報システムとの写真データ共有チャンネルを深くつなぎ、申請・受領のプロセスを改善した。2021年9月1日北京を含む28都市で電子運転免許証が正式に普及するまでに、運転者の7割が申請時に写真提出の必要はなく、2~3分で作成できるようになっている。
電子運転免許証は、自動車運転管理業務処理や、道路交通法規の執行、交通違反や事故の処理など多くのシーンに関連し、交通管理部門による法執行サービスの有効性を高めるものだ。さらに、電子運転免許証は旅客・貨物輸送、自動車リース、保険加入などの分野で広く活用され、企業の発展により良い貢献を果たしている。
2022年7月中旬、鄭州(Zhengzhou)市民の李詩鵬(Li Shipeng)さんは仕事で高速鉄道に乗って北京に行った。中国大手のレンタカー企業である神州レンタカー北京西駅支店に予約した車を取りに行った際に、運転免許証を忘れてしまい、運転免許証のオンライン認証も済ませていなかったため、車の利用ができなくなった。店の従業員に、「交管12123」アプリのダウンロードを手伝ってもらい、申請方法を教えてもらって、わずか数分で、電子運転免許証が発行され、李さんは予約した車両を利用することができた。
電子運転免許証は、運転者情報のリアルタイム性と安全性も保証できる。「他の電子証明書との最大の違いは、電子運転免許証がリアルタイムで更新され、運転者の点数や証明書の状態などの情報が動態的に表示されることだ」と、公安部交通管理科学研究所の劉東波(Liu Dongbo)副所長は語った。
「今後、大衆により一層便利に使ってもらうため、より多くの交通管理業務をスマートフォンで申請できるようにしている」と、李江平局長は述べた。(c)People’s Daily/AFPBB News