【12月2日 AFP】サッカードイツ代表のFWトーマス・ミュラー(Thomas Muller)は、チームがW杯カタール大会(2022 World Cup)で2大会連続のグループリーグ敗退を喫したことについて、「完全な大惨事」だと落胆した。

 1日に行われたグループE最終戦でドイツはコスタリカを4-2で下したが、同組のもう一試合で日本がスペインに2-1で勝利したため、勝ち点4で並んだスペインに得失点差で届かずグループ3位に終わった。

 W杯では2014年大会で優勝を味わったが、2018年大会でもグループ敗退を経験していたミュラー。試合後、「結果は出していたので非常につらい」と話し、「無力感を味わっている」と悔やんだ。

 一方、コスタリカ戦に途中出場して2得点を記録したFWカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)は「このような形になり、まるでホラー映画を見ているようだ」と語った。スタジアムのスクリーンに日本対スペインの結果が表示されて自分たちの運命を知ることになり、そのせいでつらさが増したとも話した。

 ハヴァーツはまた、敗れた日本戦でのチームのパフォーマンスが敗退につながったと分析し、独サッカー界としてうまくいっていないとも示唆した。「これで2大会連続のグループステージ敗退だ。もはや、われわれはトーナメントチームだとは思えない」 (c)AFP/Dan WIGHTON