【12月2日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)で敗退が決まったベルギーのロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督が1日、退任を表明した。

 決勝トーナメント進出へ勝利が必須だったベルギーは、この日行われたクロアチア戦を0-0で終えてグループFで3位に終わった。

 2016年から指揮を執っていたマルティネス監督の契約は、大会後に完了となる予定だった。

 マルティネス監督は試合後の記者会見で「代表チームとの最後の試合だった。続けることはできない。最後だと受け入れる時が来た」と述べた。

 同指揮官の下、ベルギーはロシア大会(2018 World Cup)で3位に入ると、昨年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)では準々決勝に進出するなど、直近の4度の主要国際大会では毎回8強入りを果たしていた。

 しかし、年齢層の高くなったチームはカタールでその成績を再現できず、わずか1ゴールを挙げるにとどまった。

 マルティネス監督は続けて「世界王者になっても、グループリーグで負けても、何が起きようと最後だった。敗退とは関係ない」とすると、「辞任ではない。私の契約の終わりだ」と続けた。(c)AFP